2011年11月8日火曜日

Webマーケティングを試行している

 私はこの「雑学ブログ」も含めて、会社のホームページ「建設経営研究所」+5つのブログを運営している。
��以下です)
会社のホームページ:建設経営研究所
本ブログ:雑学系コンサルタントのブログ
資格のブログ:「技術士のつぼ」、「中小企業診断士独学合格法
業種向けブログ:「実践!建設業経営」、「建設コンサルタントについて考える

こんなに多くのブログを運営しているのか不思議に思っている人も多いと思います。
ここで、その意図を説明してみようと思う。

 独立してみて、多くの先輩方は、人的ネットワーク、紹介、あるいは公的支援機関などから受注(いわゆる間接受注)をしている実態がわかったのだが、私の場合は、あまり上手くいっていない。

 自分も、間接受注中心で今は色んなことをやって生計を立てている。間接受注もとても勉強にはなるのだが、制約も多い。
 自分としては、直接受注により、主体的に思うようにコンサルティングやってみたい願望がある。

 ところが、多くの中小企業診断士が公的支援や間接受注に頼っていることからもわかる通り、直接受注というのはなかなか大変だ。
 コンサルファームの方に聞くと、直接受注のためのマーケティングコストは相当なものだ。(なので、コンサルタント一人当たりの年間売上が最低2000~3000万位ないと、経営が成り立たない)

 そこで、直接受注の方法を模索している。個人コンサルタントの直接受注の方法としては、講演、執筆、口コミと云ったところが、王道だろう。
 そして、最近はブログやメルマガというのも多いのかもしれない。
 
 いずれも、必要なものであるが、自分の場合、建設産業への業種特化で、ニーズは全国に分散していることを考えると、直接ニーズにアプローチするためにはブログが最適な方法だろうと思う。

 ここで、直接受注の成果の仮説として、以下の式を想定してみた。

  直接受注の成果=コンテンツの質(ニーズとの合致)×アクセス数

 ニーズに合致させるには、一つのブログでなく、ニーズの種類に合わせて細分化した複数ブログが必要だろうし、アクセス数を増やすためにも、検索キーワードにあったブログとコンテンツが必要になる。
 
 という事で、ターゲットニーズに合わせて複数ブログを立ち上げることにした。

 しかし、同時に複数ブログを運営すると、なかなか手が回らない。
「デザインがだめ(テンプレートそのまま)」、「コンテンツが少ない」、「被リンクが少ない」、「コンサルメニューが少ない」とダメダメ尽くしだ。
��Tに詳しい方からは、ずいぶん稚拙に見えるだろう。(助言待ってます)

 自分のコンサルスタイルとしては、やりがいとコンサルティングの成功確率から、「長期的、科学的、実践的、徹底的にコンサルティングを行う」いわゆるプロセス支援型を指向している。

 セミナーなど情報提供型コンサルティングは比重が低いので、ブログでは、自分のもっている文章化できるような知識やノウハウは、積極的に公開してしまおうと思っている。

 診断士と技術士の資格ブログも、現在、法人向けの「技術士の倍増支援」は、メニュー化しているが、これは「人材育成の仕組み作り」が主体で、これ以上の、添削指導などビジネスをやろうとは思っていない。
 資格ブログはどちらかというと、情報公開と、アクセス増大、あるいは思いがけぬネットワーク作りを期待している。

 ちなみに稚拙なwebマーケティング試行だが、記事を少しずつ蓄積しているおかげで、アクセス数は順調に伸びており、月に1万をようやく超えた。(まだまだですが)
 
 正直なところ収益にはあまり結びついていないが、最近、メールとか頂けるようになって、うれしい限りだ。(もっと気軽にメールしてほしいです)

 ここまで読み返すと、とても営利チックで、ヤラシイ感じですね。 
 
 今年、技術士経営工学部門を受験勉強で、サービスマネジメントの勉強をやったのですが、コンサルサービスのマーケティングについては、かなり目からウロコ的な発想を得ました。
 
 多くの診断士ブログが、日記調+ビジネスブログなのも、少し理解できた気がします。
 簡単に言えば、コンサルサービスは事前に品質を知ることができません(サービスの非定形性)。また、コンサルサービスは、コンサルと顧客の相互作業です。
よって、コンサルサービスを構成する。「人」そのものについて、顧客は重視するでしょう。
 ただでさえ、「怪しい」コンサルタントの、日常やパーソナリティを理解することは、信用という点を向上させます。
 
 ということで、始めたのが、この雑学ブログです。
 
 ただ、自分は、日記調とか、自分の日常を書くことに意欲がわかないタイプなので、最近は、書きたいこと、半分妄想を書いています。(お付き合いいただきありがとうございます。)

 将来的にも個人+外部パートナー という形で、機動的にコンサルをしたいと思っているので、 webマーケティングの課題も、「収益」→「個人のブランディング」という方向に変わってくるのかと考えています。

 こんなことを書くと、先輩方から「そういうことは、稼いでから言え」と怒られそうですね。
 ともかく、地道にサイトとメニューを充実していきますのでよろしくお願いします。