2011年11月8日火曜日

食肉の自給は可能か

米と野菜と魚だけ食べるのなら、カロリーベースでは、国内自給は能力的には
可能である。

しかし、現代人はこれでは、我慢できないだろう
では、肉も食べるとして、自給で食肉をどのくらい生産可能なのか

目安として、食肉1kgあたり生産するのに必要な穀物重量を探してみたら
牛肉11kg、豚肉7kg、鶏肉4kg、魚2kg とある。元の根拠は不明

いずれにしても、食肉生産には穀物が数倍は必要である。

単位収量が多い作物は、サツマイモで1aで250kgくらい、ソルガムで200kgとすると
鶏肉なら年間、1aあたり50kgくらいの食肉が生産できる計算だ
一人1日150gまた、稲わら等も活用すれば、もっと生産できる計算になる

まとめると
国民一人3.5アールの農地である。
2アールを多収米で180kg、1アールをソルガムかサツマイモで肉50kg、残り0.5アールは野菜や果樹とすると、一人1日米3合と鶏肉150g、野菜と果樹と魚少しが食べられる。
実際、二毛作や二期作、稲わらの飼料への利用を考えれば、もっと増える。

案外、国内の食料自給というのは、その気になれば、かなり上げることができるものかもしれない。
実際これをやったら、超高コストで食費は数倍になるだろう。