2011年11月8日火曜日

機動性の経営への適応

機動性の高さは、そのまま強さにつながってくる
経営における機動性の応用方法は、多岐にわたる

大きくは、トップの意思決定方法、行動のスピードそのものを速くする方法と、組織・システムで対応する方法に分けられる。

歴史から考えてみよう、兵農分離は、織田信長が始めたとされる。城下町に侍を集めてしまう方法だ。
それまでは、平時の侍は、それぞれの領地運営をしていて、戦になると動員されていた。

兵農分離されていないと、招集を受け準備をして領地からそれぞれ集合し、出陣となると相当の日数を要する。
これでは、攻めるときには、敵に防御を固める時間を与えてしまうし。
急に攻められたときも、間に合わないことも起こりうる。

常に城下に軍をおいていれば、いつでもすぐに出陣できる
急に攻めれば、相手が対応できないし、防衛も容易だ。

これは、組織システムの応用事例といえる。