途上国を開発するときに、最新機器をODAで供与しても
故障したら部品もないし、メンテの知識もないので、壊れてお終いというケースが多い。
以前の国の研究員をしていた時の話だが
洪水・防災施設援助において、高度な測定通信機器の供与は壊れてしまえば
そこで終わりになってしまうケースが多い
性能は落ちるが現地調達できる簡易な材料で装置を作成し、現地の人が持っている携帯電話で
警報を出す研究の話を聞いたことがある。
また、江戸時代の、脱穀機などを現在のアフリカで利用したり、上総掘りという、井戸掘り工法を
支援したりしている組織もある
途上国の発展を考えたときに、ローコスト、ローテクがキーワードになるのではないか