12月4日に、技術士経営工学部門の口頭試験を受けてきました。
場所は、昔と変わらず渋谷フォーラムエイトです。
以前は、美人の案内嬢が、個別の口頭試験室まで案内してくれたのですが、現在は、試験5分前までに勝手に口頭試験の個室に行く方式になっていました。
試験前の全体待合室では、緊張の面持ちの方々でいっぱいでした。
さすがに技術士、みんな、頭良さそうな顔をしています。やはり今も、あまり若い人はいませんね。40代が主流でしょうか。
間違えて「私服」や「派手なスーツ」の人はいませんでした。みんな地味なスーツを着ています。
さて試験ですが、45分の面接になってから、初の口頭試験ですが、当初の想定からかなり違っていました。
まず、45分試験になってからの定番である10分程度で業務や経歴の説明は、なし(一生懸命練習したのですが残念)、さらに、経歴や体験論文に関する質問もほとんどなし。
おまけに技術士の義務と責務に関する質問もなかった。
一番最初の質問で「口頭試験は初めてですか?」と聞かれて、「建設部門と総監を持っているので、3回目です」と答えたので、既技術士ということで聞かれなかったと解釈しています。
「義務と責務を聞かれなかった人は、落ちている伝説」があるので、少し気になっていますが
で試験の質問内容はというと、顧客の満足度を確認はどうするのか、リスクの説明はどうするのか、今後のビジネスの方向は、顧客の信用をどうやって得るのかなど、当初の想定にない質問ばかりでした。
※質問内容は、「技術士のつぼ」に書きました
実際の試験時間は40分位でしたが、疲れますね。
用意した想定質問で役に立ったのは、受験動機だけです。
結局、出たとこ勝負になったのですが、こうした傾向は、経営工学部門だけなのか、他の部門も共通なのかは不明です。
試験出題側も、質問内容がマンネリ化しないように、かなり変えてきているのかもしれません。
これから受ける人への助言では、
質問が、かなり短く曖昧なので、質問側と解答側で認識のギャップが生じる可能性があります。
そのような場合は、自己解釈でなく、「~という事でしょうか?」とある程度確認することが必要です。
的はずれの解答をすると、多分評価は下がります。また、質問者の意図をくみ取るコミュニケーション能力を確認するために、わざと曖昧な質問をしているのかもしれません。
それなりに自分の言葉でしゃべれた点はよかったが、今思い起こすと、ああ答えればよかったとか、後悔だらけ。。。。あとは結果を待つだけです。