2011年11月8日火曜日

人的ネットワークって?

独立したての頃、先輩診断士に聞けば、受注はほとんどがネットワークからと聞いていた。
また、元上司から飲めば必ず、「ネットワークを使って~」などと助言されていた。

しかし、自分の場合は、いわゆる、診断士の人的ネットワークからの仕事というのは実際ほとんどない。
これは、ネットワークの作り方や素養に問題があるのかもしれないが、いまだに、人的ネットワークつくりについて自分の中ではわからないことが多い。
いい方法があるなら教えてほしいです。

先日の科学ニュースサイトWiredvisionの記事では
通常の人は同質的な人的ネットワークを作りたがる。つまり同じ業界、年代などで固まりたがるということだ。
そして、多様な(同質的でない)ネットワークを持つ人のほうが、革新性や独創性が高いというものだ。
この記事では、多様なネットワーク間の方が、情報の質、エントロピーが高いため、高い成果生まれやすいとのことだ。

人間が同質性を好むのは、既知のもの、同質の者が群れた方が生存の確率が高いかったからに違いない。
原始時代に、同じ部族、血族などで行動していた名残で本能的なものだろう。

普通の人が、多様なネットワークを作るのはかなり困難だろうと思う。
なぜなら、多様なネットワークを作る前提として好奇心や興味が旺盛なことが前提だからだ。

自分のネットワークは、サラリーマン時代と違って、多様になりつつあるが、意識して作ってはいない。
これは、多少変人チックではあるが、好奇心が旺盛だからかもしれない。