日本の現在の食糧自給率は、カロリーベースで40%といわれている
ある日突然、食糧輸入が途絶えたとして
日本国内で食糧自給が可能なのか考えてみたい
まず、現在の農地だけで考えてみる
国内耕作面積:463万ヘクタール、水田率54% (農水省データ)
総人口が1億3千万人とすると、一人当たり3.5アールの耕作面積を持つことになる。
現況、国民一人あたりの平均摂取カロリーは約1800カロリーのようだ
これは、老人、子供、女性も含めているので思ったより低い値だ
頑張って水田率を上げて、一人3アールの水田を持つとすると
一般的な単位収量は60kg/aくらいなので、一人年間180kgの米がもてる
これは、1日3合の計算だ、カロリーにして約1600カロリーになる。
プラス、沿岸漁業の魚、残りの農地0.5アール分の野菜が加われば
飢え死にはでないかもしれない。
これは、耕作面積からの仮定で、実際すぐに水田を広げることはできないし
現代人が米だけ食べて暮らすのは無理だろう