先々週にぎっくり腰になってしまい。数日は行動不能になってしまった。
やれることは、横になって読書くらいしかできないので、自己啓発書を読み漁ってみた。
自己啓発書は、学生時代に一時凝って、それ以後は、その手の本は読むきはまったくなかったのだが
一応、流行は抑えるかということで最近、中古本のセールなどで買っておいたものがあった。
勝間和代さんの本などだが、感想としては、昔の啓発書は、精神論が多かったが、今の啓発書はマネジメント論を中心に自己実現のための方法を書いているパターンが多い。
勝間本の説得力はすごい。人気が出るのも解る気はした。
論理体系は、演繹法が主体だ、まず、原理原則を示して、それに実践に当てはめる書き方。
基本的には、啓蒙という視点から文章を書く人だ。 読者に有益な知識を与えようと常に意識している。
書いてあることが、すごい、本代を月に10万以上、毎日4,5冊速読でよむ。風呂場やトイレはもちろん、移動や家事はCDブックで耳から勉強、脳に悪い、酒、タバコはやらない、さらに、肉、コーヒーも控える。
など、ここまでやるかという感じだが。
19歳、最年少で公認会計士に合格、モルガン、マッキンゼーなど渡り歩く華麗な経歴もうなずけるが、10代の頃から何がそこまで駆り立てるのか、少し気になる。
一方、漫画家の西原さんの本は、対照的だが、過去の生い立ちなど赤裸々でとても面白かった。
全体的には、今の自己啓発本は、面白い。
今は少々食傷気味だが、また機会があれば、読んでみたいと思う。