2011年12月23日金曜日

今年も終わり

久しぶりの書き込み
今年の対外的な仕事は、だいぶ一段落しました。

今年の感想を述べると

①コンサルティング能力について
独立3年間で、コンサルタントとしての能力はだいぶ向上したと思います。
イメージで表現すると、業務から経営全体に渡る諸活動全体が、一つの世界として認識できるような感覚が持てるようになりました。
経営コンサルティング方法論などについては、いずれまとめてブログで流そうかと考えています。


②自身のコンサルタント独立活動(3年間)に対する教訓は

・主体的に動かないとだめ
誰かの下で修業とか、下請け仕事みたいなもので他力本願的な活動は、効果は低い
特に同業者間で固定化したヒエラルキのあるグループには関わってもいいことはない(多分)
(診断士の人ならイメージつくかも)

・投資的な活動の重要性
コンテンツやメニュー造りなど、ただちに付加価値を生まないことにどれだけ時間を投入できるか
この辺は、収入を減らしても将来につながらない仕事をどれだけ削れるか、覚悟と勇気が必要

・過去の経歴や資格などのステータスに対するこだわりや見栄は捨てる 
対外的な信用面で利用する位で、資格そのものが価値を生むことはあまりないこともありますが、経歴やステータスにこだわりがあると、常に人の優劣を対比的にみてしまい、また思考に制約が大きくなります。
こだわりを捨てる(ように努力する)と、目的のための最適な思考がしやすくなり、また、人がどれだけステータスや見栄にこだわって生きているのかよく見えるようになります。

まとめれば、上の三つになりますが、この辺は、供給過多、右肩上がりの時代では逆に、人脈、下積み、ステータスみたいなものが有効だったわけで、需要過多の今でも過去の成功体験や成功手法から抜けられない人が多いようです。
これは、日本社会全般に言えることだとおもいますが

私もこの辺に気づき、覚悟を決めるのに2年近くかかりました。
もっと早く、動けてればと後悔しています(まさに時は金なりです)

③コンサルとは別の活動について
コンサルタントとは別に、webを使った取組についても、6月位からかなりの時間を割いてきましたが、ようやく目処が立ちつつあります。
本来、自身の営業的な意味から勉強していたのが、面白くてかなり脱線していましたが、社会貢献的な意味でも、かなり有効なツールとなることが解ってきて、構想が膨らんだために開始が遅れてしまっています。
来年には、いくつか新しいものを開始していくつもりです。

本年はお世話になりました。来年もよろしくお願いします。