2011年11月8日火曜日

人力でダムを作る

ダムは、今は、日本では無駄の象徴のように思われているが
実際は、公共インフラとしてはかなり有用だ

常時水量が大きい河川は、発電、利水、防災と多目的に社会的便益がでるからだ
正直今の日本国内は有効なところはほとんど開発されて、これから新設する無駄な面もあるのかもしれないが

昔に最高の場所でつくった黒部ダムなどを無駄と思う人は少ないだろう

途上国で、淡水が不足している地域は多い。

人力でダムというと大げさだが、ため池もダムだ、香川に数万はある溜池は、奈良時代から明治時代までは人力で造った。弘法大師が造った満濃池なんてかなりでかい。

小型のダムなら、材料は、土と石とセメントがあればできる。
技術さえあれば、人海戦術で現地の労力でもできる。

途上国に、外国の資材や資金に頼らず開発できる方法を伝えることも重要だと思う。

もちろん、大規模ダムも有効だけど